異動や住み替えで新たに賃貸物件を探している方は、家賃と合わせて共益費にも気をつけることで本当にお得な物件に出会えることが可能になります。
共益費は家賃と同じくらい重要かつ、賃貸物件を借り続ける間ずっと発生する固定費なので、物件選びの段階で内容をしっかり確認したり、費用として妥当かどうか、家賃とあわせて予算内に収まっているかなどを確認しましょう!
筆者は過去に学生時代~社会人にかけて6回程度、引っ越しと賃貸物件契約を経験しています。
これまでの引越し経験から賃貸で暮らすためのポイントをご紹介しています!

共益費とは?
一般に共益費とは以下のように定義されています。
賃貸の集合住宅等で、家賃とは別に毎月支払うもので、借家人が共同で使用したり、利用する設備や施設の運営および維持するために要する費用である。
引用元:suumo.jp
共用部を維持管理するための費用を入居者で分担して費用負担するものになります。
例えば、共用部の電気代やエレベーターの維持管理費用、ごみ置き場の清掃費などがそれにあたります。
共益費で気をつけるポイント
家賃の他に共益費を払う事が賃貸では一般的です。共益費とは、物件の共用部分(エレベーターや廊下など)を維持管理していくために入居者全員で負担する費用です。
家賃は抑え目だけど、共益費が異様に高いという物件もあったりします。建物が古くて共用部のメンテナンスにお金がかかってしまう場合や、共用スペースに豪華なパーティルームやプール・ジムがついているなどすると高くなりがちです。
家賃と共に共益費がいくらになるのかもしっかり確認するようにしましょう!
共益費を抑えるポイント
共益費があまり高くなりすぎない物件を選ぶポイントは以下の2点です。
- 築年数が古すぎない物件にする
- 豪華な共用設備が無い物件にする
築年数が古すぎない物件にする
築年数が古くなると維持管理や修繕のための費用が沢山かかるため、共益費が比較的高めに設定されるケースがあります。
築年数が経つにつれて共益費が上がっていくような物件もあったりします。
共益費をできるだけ抑える為に、築年数があまりにも古すぎない物件を選ぶこともコツです。ただし、築年数が浅い物件は家賃が高めに設定されるため、家賃との合算で選ぶ必要はありますね。
豪華な共用設備が無い物件にする
プールやジムなど豪華な共用設備があると魅力的に感じますよね。中には入居者専用のバーラウンジがあったりという驚きの物件も存在します。
こうした設備を維持していくためにそれなりにコストがかかりますが、それらは共益費で賄われるパターンが多いです。
ジムが共用設備にある物件を選ぶ際は、日常的にジムに通っていて、毎月支払う会費を考えるとお得もしくはトントンになるぐらいであれば問題ないかと思いますが、設備を使わないのにそれだけの高い共益費を払う必要性が無ければ、豪華な設備のある物件をわざわざ選ぶ必要は無いでしょう。
共益費は交渉してみよう
共益費は管理会社や大家さんに交渉することで下がる場合があります。
契約前の最終段階でダメ元でお願いしてみることも有効かと思います。筆者の場合は1000円値下げをしてもらうことができました。
※必ず下げてもらえるものでもないので、無理なお願いは禁物です
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