G検定試験対策として、まずはじめに大切なことは試験に必要な知識をつけることです。G検定合格者が効率的に試験対策ができそうな参考書を本記事でご紹介します!
G検定の出題内容は、AI(人工知能)に関しての歴史から、技術分野での基礎・応用知識、さらには実際の活用事例や法規制など多岐に渡り、残念ながら全ての範囲を網羅した、1冊で完璧というおすすめの参考書や問題集は、今のところ無いと言わざるを得ません。
本記事を参考に、試験勉強に役立つ参考書を見つけてください!
当ブログでは、G検定受験を控えている皆さんまたは、これから受験を検討される方に向けて記事を発信しています。
筆者はJDLA主催のG検定を受験して見事一発合格することができました。
勉強期間は試験日までの約3ヶ月で、日中は仕事があるため勉強できる時間は、
平日夜か土日などの休日のみでした。
もともとからAIのエンジニアでもなくAIについては全くの素人な一般的理系サラリーマンでした。
効率的な試験勉強を心掛け、試験にも万全の体制で臨んだ結果だと自負していますが、受験時のノウハウについて様々な記事を通して、ご紹介しています。
基本的な学習方針や役立った参考書・サイトについて、以下の記事で紹介しています!


G検定試験におすすめの参考書
G検定を受験するにあたりまず初めにすべきことは、必要な知識を習得(覚える)ことです。
G検定はAIの歴史から技術的な基礎知識のようなものから、関連法令のような幅広い知識が問われます。
試験勉強としては、まず最初に以下の参考書を読み、必要な知識を頭に叩き込みましょう。
おすすめの参考書は以下の書籍です!
- 公式テキスト
- 人工知能プログラミングのための数学がわかる本
- AI白書 2020
- これ1冊で最短合格 ディープラーニングG検定ジェネラリスト 要点整理
公式テキスト
G検定受験の必須参考書である「公式テキスト」です。
G検定を主催しているJDLAが発行しており、出題範囲であるシラバスに準拠した内容になっています。
AIについて初めて学ぶ方や改めて基本から学びなおしたい方は、とにかくこの1冊を購入して読んでください。
使い方としては、とりあえず意味が分からないなりに1週目読みましょう。
「こんなこと書いてあったな、こういう話あったな」で良いので、あまり理解とか深く考えず読み進めましょう。
1週間ぐらいで読破できれば上出来です。
それが終わったら、2周目に入りましょう。ある程度内容を覚えていると思うので今度は内容を理解するように、
分からない部分はネット等で調べながら読んでいきましょう。受験に必要な基礎知識は網羅できるので安心してください。
購入の際はどこでも読める電子書籍をおすすめします
![]() ![]() | 深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版 (EXAMPRESS) [ 一般社団法人日本ディープラーニング協会 ] 価格:3,080円 |


新シラバスに準拠した第2版の購入が必須です(2022年2月現在)
人工知能プログラミングのための数学がわかる本
G検定では計算問題が一部出題されますが、高度な数学の知識は不要です。しかし、AIの技術的な要素を根本から理解するためには、数学の考え方は理解しておくこと必要です。
知識をただ暗記するだけでもG検定に合格できるかもしれませんが、その後のAI活用を考えると、技術を根本から理解することは無駄ではないと思います。
本書は、AIを構築していくにあたっての数学について学べる一冊となっていて、東京大学特任准教授 松尾 豊氏 推薦の一冊でもあります。AIを技術的な側面から理解し説明できるようになりたい、自ら応用的な使い方をできるようになりたい方は本書をおすすめします。
![]() ![]() | 人工知能プログラミングのための数学がわかる本 [ 石川 聡彦 ] 価格:2,750円 |


AI白書 2020
国内外のAI動向について、技術的なことや活用事例、政策など、非常に幅広い最新情報が掲載されているとても読み応えのある1冊です。
試験勉強としてこの1冊を全て読み通しておく必要はあまりないと思いますが、試験時のカンペとしても活用できますので、持っておいて損はないと思います。合格後に、AIの利活用を考える際の強力なバイブルにもなります。
![]() ![]() | AI白書 2020 [ 独立行政法人情報処理推進機構 AI白書編集委員会 ] 価格:4,180円 |


試験時の参考書活用(カンペ)方法についてはこちらの記事で紹介しています。
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【G検定】カンペ(チートシート)を作る時間がない方向けの攻略法3選
『これ1冊で最短合格 ディープラーニングG検定ジェネラリスト 要点整理
最後は、効率的に要点から整理・理解したい方向けの書籍です。
内容としては公式テキストと一部かぶる部分がありますが、
公式テキストよりも解説が丁寧で、理解しやすい部分が多かったです。
また、公式テキストでは手薄な最新動向についての記述も多く、
公式テキストと組み合わせることで、試験までに十分な知識を習得することができます。
問題集もついているので、
知識をつけながらすぐに実践練習できるので知識定着もしやすくなったと感じました。
G検定試験 本番当日に向けて
ご紹介した参考書をもとに、試験勉強を効率よく進められることを願っています。
しっかりと勉強して知識を付けられれば、問題なくG検定合格ができるでしょう。
試験本番に備え、当日の体験記にもぜひ目を通してください!