G検定は試験範囲がとにかく広く出される問題も難しいものが多いことが知られており、
試験範囲全てを試験勉強で網羅して、全ての知識を試験前に記憶することは不可能と言っていいでしょう。
特に範囲や知識の幅の広さが顕著なのは、
「ディープラーニングの社会実装に向けて」の実用例や法律関係の問題です。
とはいえ試験を受けるからには、合格レベルでの準備や対策はしておきたいものです。
本記事では幅広い範囲を効率的に勉強・カバーし合格にたどり着ける効率的な方法を、
G検定試験合格者である筆者がご紹介します!
筆者は、2020年度のJDLA主催のG検定を受験して見事一発合格することができました。
勉強期間は試験日までの約3ヶ月で、日中は仕事があるため勉強できる時間は、
平日夜か土日などの休日のみでした。
もともとからAIのエンジニアでもなく
AIについては全くの素人な一般的理系サラリーマンでした。
効率的な試験勉強を心掛け、試験にも万全の体制で臨んだ結果だと自負していますが、
受験時のノウハウについて様々な記事を通して、ご紹介しています。

広すぎる試験範囲を効率的に攻略し合格する方法
結論から言うと、以下の方法で試験を乗り切り合格することができます。
① 記憶ではなくWEB検索でカバーする
② ネット上のカンペを活用する
③ AI白書を用意する
ひとつめの方法は、
全て記憶する無理をせずにWEB検索に頼るというやり方です。
そもそも全て記憶することは無理に近いので、試験本番で許されているWEB検索を最大限活用しましょう。
ふたつめは、
ネット上には有志の方がカンペを作成して置いてくれているものがあるので、
これを試験前に準備しておいて、試験本番に備える方法です。
最後はお金に余裕がある方だけで構いません。
AI白書という書籍を用意して試験本番に備える方法です。
それぞれの方法の詳しいやり方を説明していきます。
紹介した方法をおすすめする理由
ご紹介した3つの方法をおすすめする理由について話します。
誰しも共通して考えることは「効率的に勉強したい」だと思います。
ご紹介した方法は、時間的にも金銭的にも無理をせず試験に備えられる方法です。
範囲が広すぎるので全てを網羅することは不可能
G検定の試験範囲はとにかく広く、試験時に求められる知識の幅もその分広くなります。
例えば、人工知能をめぐる動向という範囲においても、
探索・推論、知識表現、機械学習、深層学習といったそれぞれの手法について、
その歴史や技術的な基礎知識、さらには応用例などがあり、
参考書内でも数十ページにも及ぶ広範囲です。
また、AIの最新動向は常に変化しており、新しい技術や活用例がどんどん増えています。
そのため、最新動向含めたすべての知識を勉強して記憶することは極めて困難だと考えます。
法律や活用事例の問題がネック
特に、法律問題や活用事例の範囲がネックで、
既存法律の改定や新しい法律が制定されたり、企業での新規活用例の情報が次々に出てきています。
これらを日々調査しながら、他の範囲も網羅しようとすると莫大な時間と労力がかかるのは明白ですね。
効率的に合格するための考え方
「合格」というひとつの目標を達成するために全ての知識を調べて記憶するような、
莫大な時間と労力をかけることが本当に良いのでしょうか?
とにかくG検定に合格したい!という目的であれば、
できるだけ労力をかけずとも合格する方法があるので、
その方法を採用することが合格への近道だと思います!
具体的な攻略方法の解説
試験勉強で無理せず、効率的な方法を取る理由についてお分かりになりましたでしょうか?
では、具体的なやり方について説明していきます!
記憶ではなくWEB検索でカバーする
G検定の試験本番では、試験中にWEB検索を利用することが認められています。
「分からない問題については検索して答えを探す」がこの方法です。
特に、最新の法律や実用例について網羅してまとめている参考書やサイトは少ないです。
なので、ネットからその情報を引っ張り出していくことが最善です。
自分でカンペを作成するという方法もありますが、
まとめる情報があまりにも多いため時間がかかります。
なので、当日に検索した方が効率よく正解にたどり着けます。
ネット上のカンペを活用する
ネットで、「G検定 カンペ 法律」などと検索するとたくさんヒットします。
有志の方が法律関係の知識をブログなどにまとめて、
当日用のカンペとして公開されているので、試験前にこれらをブックマークしておいて、
試験本番時に使えるようにしておきましょう。
試験本番では、これらのカンペサイトを開いておいて、
ブラウザの検索機能を使ってキーワード検索をして活用しましょう。
自分でカンペを作成する時間も節約できるので効率的です!
AI白書を用意する
最後にご紹介する方法は、AI白書という書籍を購入して準備しておくことです。
この本のおすすめするポイントは、
技術から利用動向、制度政策に至るまで、国内と海外の人工知能の最新動向がすべてわかる
というところです。
この1冊があれば、
G検定のネックとなる法律・制度、活用事例などを網羅した情報を手にすることができます。
これさえあれば、試験で困ることはないぐらいの網羅具合です。
かなり分厚い本になるため、これを全部読んで頭に叩き込むのは難しいでしょう。
しかし、電子書籍であればカンペ代わりに検索機能を使って試験中の検索も容易です。
電子書籍版の方がかなり安いですのでおすすめです。
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