2020年度のG検定試験を受験しました。
試験までの準備期間は約3カ月で、
はじめての試験形式で慣れない中での受験でした。
G検定試験は自宅でPCを使って受験をするという、
資格試験の中では特殊な部類だと思います。
なので、試験日当日時のイメージがしづらいと思います。
本記事ではG検定受験者である私が、試験本番の流れを解説します!
また、受験した経験からおすすめする「あると良いもの」や「試験本番での注意点」も紹介します!
筆者は、2020年度のJDLA主催のG検定を受験して見事一発合格することができました。
勉強期間は試験日までの約3ヶ月で、日中は仕事があるため勉強できる時間は、
平日夜か土日などの休日のみでした。
もともとからAIのエンジニアでもなく
AIについては全くの素人な一般的理系サラリーマンでした。
効率的な試験勉強を心掛け、試験にも万全の体制で臨んだ結果だと自負していますが、
受験時のノウハウについて様々な記事を通して、ご紹介しています。

G検定当日の流れ・タイムスケジュール
G検定当日は、午後からの試験だったので午前中は復習しつつリラックスして過ごし、
試験開始から2時間はとにかく試験に集中してあっという間の時間でした。
自宅で受験する、以外は他の資格試験と同じような過ごし方だと思いました。
特にG検定だから特殊ということも無かったと思います。
試験までの過ごし方
試験は午後からなので、
試験開始までの午前中は自由に過ごせます。
私は、ブックマークしておいた参考書の気になるページを重点的に読み返したり、
Youtube動画を視聴して振り返りをしていました。
試験前の総仕上げをしていましたが、
基本的にはリラックスした状態で過ごすことができました。
試験スタート以降
G検定試験は13:00からの開始予定でした。
試験は全てウェブで行われ、受験可能になる時間までは開始できないようになっていました。
試験開始10分前から受験可能になっていて、
受験開始可能になると、試験開始ボタンが表示されます。
開始ボタンを押すとすぐにカウントダウンが始まります。
試験開始時刻13:00から10分以内には開始しないといけませんでした。
試験がスタートしたら200問もの問題をひたすら回答していきます。
G検定はとにかく時間との戦いです。
試験中は、
問題文を読む⇒回答する or 分からない問題はカンペやネットで検索する
の繰り返しでした。
あっという間に2時間の試験時間が終了しました。
試験終了後から合格発表まで
試験終了時間になると自動的に回答できなくなります。
合格発表までは約2週間の期間があります。
その間にTwitterなどで受験者の感想を見てみたり、
一喜一憂しながら合格発表のメールを待ちました。
合格発表は全てメールで発表があり、
試験の合否と合格者数がメールに記載されていました。
受験時のテクニック
ここで、私が行った回答テクニックを紹介します。
- とにかく分かる問題から回答していく
- 問題文を見てすぐに答えられない問題は飛ばす
- 最後の問題までたどり着いたら分からない問題について調べる
最初はとにかく分かる問題から回答していくことです。
問題文を見てすぐに答えられる問題だけ回答していき、
少し考えても回答できない問題は後回しにしましょう。
最後の問題まで進むことができたら、
回答できていない残りの問題に取り掛かりましょう。
G検定では問題にブックマークを付けることができます。
分からなかった問題にはとにかくブックマークを付けて飛ばし、
後から簡単に戻れるようにしておきましょう。
分からない問題については、
あらかじめ作成しておいたカンペで調べたり、
ネット検索を駆使して回答していきましょう。
そうすることで正答率をぐっと引き上げることができます。
カンペの作成方法については、以下の記事にまとめています。


受験時の環境・準備物
受験した時の体制・環境・準備物についてご紹介します。
場所:自宅
PC:ノートPC(with 外付けモニター)
ネット:光回線(NTT)
● 作成したカンペ(チートシート)
● タブレット(試験勉強に使った電子書籍の参考書閲覧用)
● 外付けディスプレイ
● コーヒー(眠気防止)
これだけあればまず問題ありません!
回線速度は普通にネットサーフィンできるぐらいの環境であれば、
特に問題ないのではないでしょうか。
推奨環境としては、
「接続回線 :1Mbps以上の安定した回線」
と公式に記載されています。
それぞれのアイテムがどのように役立ったのか、
つぎの項目でご説明します。
受験時にあって良かったもの
準備物の中で、カンペ・電子書籍の参考書や用語集、
デュアルディスプレイ用のモニターは合格を目指すうえでとても有用です!
作成したカンペ・参考書・用語集
試験対策用に作成したカンペ(チートシート)は、
ど忘れした・あまりよく覚えていない用語や単語をすぐに調べることで役立ち、
初見では分からなかった問題の回答向上にとても貢献してくれました。
試験勉強用の参考書や用語集は電子書籍で購入していたので、
検索機能を使ってカンペと同じように分からない用語や単語を
調べるのにとても便利でした!
電子書籍はPCかタブレットで開いておくと、検索がし易く便利です。
デュアルディスプレイ用のモニター
ディスプレイは1つでも試験は受けられますが、
もうひとつ外付けのものを用意してデュアルディスプレイにすることをおすすめします!
なぜかというと、
カンペやネットで調べ物をするときに、
試験の回答画面からいちいち切り替える必要がなくなるからです。
画面を左右に用意しておくことで、
左画面は常に試験の回答画面
右画面は常に調べもの用の画面
としておけるので時間効率が格段に向上します!
最近では安価でも性能の良いディスプレイが多く出ていて、
在宅勤務にも活用できたり、
スマホと接続してYoutubeをもっと大きな画面で視聴する、
というように幅広く活用することができます!
受験前の注意点
受験前に必ず確認しておくべきことがあります。
試験直前に慌てないためにも以下を試験前日までに確認しておきましょう!
ログインID・パスワードは確認しておきましょう
試験サイトにログインできるか、
IDやパスワードを確認しておきましょう。
試験当日に忘れてしまったり、
何かのタイミングでパスワードを変更していて思い出せなかったり、
意外と陥りがちなので確認がベターです。
【試験前までにクリック】を試しておく
試験申し込み後に試験案内のメールが届きます。
その中に、 【試験前までにクリック】 というリンクがあるので、
そちらも必ずクリックして確認するようにしましょう。
内容は、回答画面がちゃんと表示され回答できるかを確認するものになります。
試験開始してから回答できない!とならないようにこちらも事前確認が必須です。
試験当日は事務局にたくさんの問合せがあり、
電話が繋がらなかったり、回答に時間を要することが多々あります。
なので、当日に問合せしなくても済むように前日までの確認が必要です。
自宅のインターネット環境は要チェック
ネット回線の速度や安定性は事前に確認しましょう。
自宅での受験なので、自宅のネット環境が悪いと最悪の場合、
試験そのものが受けられなかったり、回答が送信できない可能性もあります。
回線速度が推奨速度に満たない場合や、
回線が不安定な場合はネットカフェで受験するなどの対策が必要ですね。
試験当日の流れ・注意点・受験テクニックや役立ったもの まとめ
G検定試験の当日の流れ・タイムスケジュールをご紹介しました。
基本的には午後からの試験なので、午前中はゆっくりすることができ、
復習の時間に充てられます。
試験開始からは2時間あっという間に過ぎてしまいます。
実際のところ、2時間集中しっぱなしなのでかなり疲れました。
受験時にはカンペや電子書籍の参考書等を用意して、
デュアルディスプレイでの受験をおすすめします。
ディスプレイが2つあるだけで、回答と調べものの切り替えが早くなり、回答効率が格段に向上します。
試験前にはネット回線の接続状態の確認や受験サイトの表示確認を行っておいて
万全の体制で受験できるように注意が必要です。
最後に、試験本番まで様々な準備が必要です。
試験勉強やおすすめの参考書・問題集についても記事を書いていますので、
そちらも参考にしていただけると幸いです。