G検定試験は出題数がとても多く、
それを1問あたり、かなりの短時間で効率的に回答していくものになります。
時間をかけて、出題範囲のすみずみまで学習を進め、
試験本番は何も見なくても回答できる!という状態であればいいのですが、
G検定の出題範囲を全て頭に叩き込むことは相当困難なはずです。
従って、試験本番では必ず、
試験サポートツールとして「カンペ(チートシート)」を用意することになります。
いわゆるカンニングペーパーのことで、分からない問題にあたったら、
カンペを確認して回答を進めます。
※試験中、こういったカンペ等を閲覧することは可能です
しかし、
試験勉強と同じでカンペ作成にもそれなりに時間と労力がかかります。
私のようにサラリーマンの皆さんはお仕事があったり、
学生の方は学校があったりするので、
試験までに十分な時間を確保できない!という方もいると思います。
そこで、今回は「試験までに時間が無い方」向けに、
試験対策として最重要アイテムとなるカンペ作成の攻略法を紹介します!
- 仕事や学校でカンペ作成の時間が取れない
- でも、試験まで時間が無いけど何とかしたい!
- そもそもカンぺ作成方法が分からないので、作りたくない
- 自分で作るよりも他人の作ったものの方が使いやすい
筆者は、2020年度のJDLA主催のG検定を受験して見事一発合格することができました。
勉強期間は試験日までの約3ヶ月で、日中は仕事があるため勉強できる時間は、
平日夜か土日などの休日のみでした。
もともとからAIのエンジニアでもなく
AIについては全くの素人な一般的理系サラリーマンでした。
効率的な試験勉強を心掛け、試験にも万全の体制で臨んだ結果だと自負していますが、
受験時のノウハウについて様々な記事を通して、ご紹介しています。

G検定でのカンペの重要性や具体的な作り方については、
以下の記事でご紹介しています!
時間がない・作成したくない方向けのカンペ対策法3選
G検定試験対策として有名なカンペといえば、
「Excel(エクセル)カンペ」ですが、作成にはそれなりに労力がいります。
とにかく自分で作成せずに、
試験本番で使えるカンペを簡単に用意する方法は以下の3つです!
- カンペサイトを複数用意して備える
- 電子書籍をカンペ代わりにする
- AI白書をダウンロードしておく
これさえとりあえず準備しておけば、
試験中に八方ふさがりだけは防げます。
3つの対策法 最大のメリット
まず初めに、なぜこの3選かというと、
PC上で閲覧するので「検索機能」をフル活用することができるからです!
つまり、
調べたい単語や用語について瞬時に検索をかけることができ、
該当のページをすぐに見つけて確認し、回答することができる
というメリットがあります。
紙のカンペ(チートシート)では、探すのに時間がかかりますが、
PCであればすぐに探すことができますよね。
検索機能については、
各ブラウザや電子書籍アプリのメニューから探すか、
Ctrlキー+Fキーの同時押下で呼び出すことができます。
では、それぞれの対策と活用法について説明します。
カンペサイトを複数用意して備える
G検定が開始されてから、かなり経ちましたので、
合格者の体験記やノウハウについてのブログ記事もかなり増えました。
中には、当日用に自分で作ったカンペ(チートシート)記事をそのまま公開されている人もいて、
私たちもそのまま活用することができます!
ただし、記事によっては情報量に偏りや不足があったりするので、
複数サイトを用意しておくことが無難だと思います。
Google検索などで、
「G検定 カンペ チートシート」といったキーワードで検索すると、
複数のサイトがヒットしますので、
情報量が多そうなサイトをいくつかピックアップして準備しておきましょう。
試験日前であればブックマークすることもお忘れなく。
カンペサイトだけでも、参考書や公式テキストの範囲をかなり網羅できていた印象です。
試験当日、回答率向上に役立つことでしょう。
電子書籍をカンペ代わりにする
皆さんは、勉強用の参考書や公式テキストは紙の書籍でしょうか?
それとも電子書籍でしょうか?
試験勉強、試験当日の両方に向けて、
私は電子書籍での購入をおすすめしています!
試験勉強に使った参考書や公式テキストは、
試験当日にカンペとして活用することができます!
さきほどご紹介したように、検索機能を使うことで、
本に書いてある用語などを検索することができるからです。
「用語集」という電子書籍も複数出ており、
完全にカンペとして活用することができます!
AI白書をダウンロードしておく
最後は、全問正解したい、取りこぼしをなくしたいといった
完璧を目指す方にしかおすすめできませんが、「AI白書」を手元に用意しておくことです。
これは、近年のAIをめぐる世間の動向や最新技術、
ビジネス活用や各種法令整備など、世の中の新しい情報についてまとめたものになります。
試験問題では、最新動向や法律、活用事例などのニッチな出題もあるため、
こういったものにも対応して万全を期すために用意しておくと安心です。
結構な値段もするので、マストではないと思います。
カンペ(チートシート)を作る時間がない方向けの攻略法 まとめ
以上、G検定試験に向けて、
カンペ(チートシート)はあったほうがいいけれども、
作ったり準備する時間がない方に向けた攻略法のご紹介でした。
もちろん、カンペを作ることで内容が整理され頭に入りますので、
試験本番では検索する必要が無くなったりといったメリットもありますが、
あえて作成せず、その時間を試験勉強に充てることも戦略です。
私はカンペを作りましたが、
試験本番では作成したものだけでは足りず、
カンペサイトや本からの検索も駆使しながら合格することができました。
なので、既存のサイトや本を利用してしまうことも良い手だと思いました。
カンペサイトは、検索すればたくさんでてきますし、
電子書籍の検索機能を組み合わせれば、
非常に幅広い用語・範囲をカバーできるので、
試験本番で困ることはないと思います。
試験本番までの時間と比較しながら、
ご自身に合った戦略・方法を選択して臨んでください!